1. >
  2. >
  3. マンホールはいつも危ない位置にある

マンホールはいつも危ない位置にある

ライン上にあるマンホールが嫌らしい

ちょっとしたコーナーを自分の理想とするハンドル操作やアクセル操作で走破することが出来ればちょっとした日常でうれしい瞬間となります。
そんなポジティブな感情を一気にマイナスに引き戻してしまうのがマンホールです。

理想的なコーナーの頂点だったり立ち上がって加速しようとする瞬間にマンホールが来ると、一気にヒヤッとしてしまいます。
気持ちいい感情が一気に吹き飛び現実に引き戻されてしまうマンホール君ですが、どうしてそういった位置にあるのでしょうか。

いつもマンホールで転びそうになる

マンホールは濡れている状態だと特にスベりやすくなります。
車と違い2輪のバイクでスベるととてつもなく危険で、転倒のリスクが大きく高まってしまうのです。
直線ならまだ気がついたときに対処することが出来るのですが、コーナー途上にあるやつは回避することが難しくこれが濡れている状態だと最悪でそのまま吹っ飛ぶ危険性すらあるのです。

気がついたときには避けられないこともあり、スベってしまうかどうかをひやひやしながら駆け抜ける事になるでしょう。
運転に慣れている人達にとっても怖いのに、慣れていない人なら余計にコーナーのマンホールは心臓をどきっとさせる犯人となります。

どうしてもカーブにマンホールができてしまうらしい

そもそもどうしてあのようにバイクを殺しに来ている位置にマンホールが発生してしまうのでしょうか。
答えは簡単で配管を真っ直ぐ繋ぐためにコーナーがある箇所に設置しないといけないから、となります。
実際にマンホールを使っても90度の直角で連結させることはないので、90度のコーナーにマンホールを設置する時はコーナーに侵入する箇所とコーナーから出る箇所にマンホールが設置される形になるのです。

このマンホールを設置する時の考え方がライダーの方々が考えるライン取りとかなり近いので、どうしてもライダーの方々はマンホールに意識をさかないといけない状態になってしまうのです。
マンホールは私たちのインフラを機能させるために設置されているため、危ないから除けてほしくてもほとんど無理な状況となっています。

安全マージンを残して運転しよう

コーナーに入ったところで、きちんと原則をしている方なら見てからマンホールを避けることも簡単です。
安全マージンをしっかりと残しながら運転することが転倒などの事故防止に繋がりますので、コーナーに入っても制御できるように意識して運転するようにしましょう。
安全マージンを取らないと子供の急な飛び出しなどにも対応できずに大事故に繋がるケースがありますので、ぼーっとしながら運転するのだけは止めてください。