走行中に車の幅寄せをされることがたまにある
僕はバイクで走っている時、ドライブレコーダーを装着して録画するようにしている。
長距離ツーリングの時などは、バイク本体に取り付けたドラレコとは別に、思い出作りという意味も含めてヘルメットにカメラを取り付けて撮影することもある。
こうした撮影は、やはり自分の身を護るために大切だと感じることがある。
それは、走行中に主に自動車から危険行為をされる時である。
自動車のドライバーにとって、バイクが邪魔に映ることがあるというのは、僕も自動車を運転するから多少納得できることはある。
しかし、お互いに安全を意識して気を配れば危ない運転を避けられるはずである。
そしてほとんどのドライバーの方は丁寧に運転し、ライダーに危険をもたらすようなことはしないものだ。
とはいえ、時折無理な幅寄せをしてきて、バイクにプレッシャーをかける人がいるのも事実だ。
幅寄せはいろいろな状況で起こりえるが、1車線道路だと危険性が増す。
たとえばバイクが前にいる状態で、自動車がそれを追い越すような形で対向車線にはみ出しつつバイクの横に並ぶ。
そのままバイクの脇を並走したり、さらにバイク側に寄せてきてバイクのスピードを無理やり落とさせるといったことがあるのだ。
これが2車線、3車線の道路でバイクの左側にスペースがあればまだ避ける余地はあるが、1車線だとどうしようもない。
悪意を感じる幅寄せにはちょっとパニックになってしまった
こうした車の幅寄せを僕も経験した。
仲間と一緒にツーリングをしていた時のことだ。
先行している仲間のバイクとの間にはある程度の車間距離を置いて、安全に走行できるようにしている。
もちろん、スピードも流れに沿いつつも安全な速度を保っていた。
しかし、交差点に差し掛かった時に後続の自動車がいきなり右折レーンに入っていった。
そのまま右折するのかと思ったら、そのまま直進してきたのである。
この道路は片側1車線の道路だったので、自動車は半分近く対向車線に出てセンターラインをまたぐような形で突っ込んできたのだ。
僕のバイクの脇に付けて、その状態で幅寄せをしてきた。
安全運転とは言え、それなりのスピードが出ているから急ブレーキをかけることはできないし、1車線だから脇に詰めることも難しい。
なによりも、自動車がなぜこんなことをしてきたのか、その意図が分からずちょっとパニックになってしまった。
しかも、ドライバーは車内からにらみつけてきた。
その後、前に無理やり入り込んで、先行の仲間のバイクとの間に入ってきたのだ。
そのまま前のバイクも抜きいなくなったが、命の危険すら感じる幅寄せをされて仲間と共に怒りと共に驚きの気持ちでいっぱいになった。
こうした妨害はやめてほしいものである。